学力低下問題 いつから?
日本 学力低下 いつから? 1997年の大学入学者(1978年度生まれ)から本格的に学力低下が始まったとされ、この年代が含まれているゆとり世代は社会全般から学力低下批判を受ける。 教育の情報化や隔週土曜日の休日化をはかる為により、1992年小学校、1993年中学校、1994年高等学校で第二次ゆとり教育が断行されたのである。 日本の学力は低下しているのか? 見ればわかる通り全体的に低下している。 そう、日本の大学の学力は 今世界的に見て低くなっているのだ。 また、文系学部を対象とした京都大学経済研究所教授の西村和雄氏と慶應義塾大学経済学部教授の戸瀬信之 氏による 1998 年の数学学力調査によると、 1. 子供の学力低下 なぜ? しかし、「子供の学力が低下する理由」について尋ねると、65.6%が「ゆとり教育の導入による影響」と回答。 次いで、「学習内容の質の低下」「教師の質の低下」が挙がっている(図2)。 また、学力低下への対策として36.4%が「学習塾」、27.4%が「通信教育」と回答している(図3)。 キャッシュ 詰め込み教育 いつからいつまで? つまり、2002年から2011年の間に義務教育を受けた世代です。 2002年以前は、ひたすら暗記させ、知識量を増やすことに重きをおいた「詰め込み教育」でした。 しかし、知識があってもその知識を生かす力がなければ意味がないと、学習指導要領改訂案が公表されたのです。 学力が高い国ランキングは? 「認識力と学習到達度のグローバル指数調査」ランキングでは、1位「韓国」、2位「日本」、3位「シンガポール」、4位「香港」、5位「フィンランド」、6位「英国」、7位「カナダ」、8位「オランダ」、9位「アイルランド」、10位「ポーランド」となった。 日本の学力の世界順位は? 学習到達度調査の結果から分かる最新の「世界学力ランキング」(2018年分)では、日本の順位は数学6位・読解力15位・科学5位でした。 前回の2015年の世界学力ランキングの日本の順位である数学5位、読解力8位、科学2位と比較すると、2018年では数学、読解力、科学全てが下がっています。 大学生の学力低下の原因は? さて、大学生の学力低下の背景には、何があるのでしょうか。 柳井晴夫・大学入試センター教授らの調査によると、大学教員が痛感する学力低下の内容では、多い順に (1)自主的に課題に取り組む意欲が低い (2)論理的に考え表現する力が弱い (3)日本語力、基礎科目の理解が不十分などの背景があることが明らかになっています。 学力低下論争 いつから? 1990年代末、日本の子どもたちの「学力低下」が問題視され、大きな論争が起こった。 論争の結果、文部科学省は「学力低下」の原因とされた「ゆとり」教育からの政策転換を余儀なくされた。 学力の差の原因は何ですか? 1つは、家庭環境によるもの。 もう1つは、地域の環境の違いによるものです。 家庭環境に関しては、教育にかけるお金の多少によって、高等教育への進学やそれに必要な学費や生活費、そこに至るまでの習い事や通塾費などに差が生じるという経済的な背景があります。 学力の3要素 いつから? 2007年には学 校教育法が改正され、「学力の3要素」 として「知識・技能」「思考力・判断力・ 表現力等」「主体的に学習に取り組む 態度」が定義されるなど、学力観の 転換が図られました。 この3要素を バランスよく育むことが、学校教育 に求められるようになったのです。...Read More